直線上に配置
懐かしのSLついに引退

  私は若い時から鉄道ファンで乗り鉄、撮り鉄、使用済み切符収集の三刀流でした。
近年断捨離で昔のアルバムを整理中に私にとって貴重な写真が出て来ましたので
厚かましくも皆様に見て頂こうとこの欄に掲載していただくことにしました。
時は1992年5月15日場所はJR九州熊本駅です。
 当時私はRSK四国支社に勤務していましたがJR四国の常務取締役とダベッて
いる時SLに乗りたいと話したところ常務が『友人がJR九州にいるので二人で行こう』と
トントン拍子に話が進み一泊二日で熊本に行きました。
前夜は高級な馬刺しをご馳走になり当日はSL乗務員用の制服、制帽、ゴーグル、手袋迄
用意して下さり、もう天にも昇る気持ちでした。
当日乗務予定のSLは8620型58654号です。
 熊本駅から豊肥本線宮地駅間53.4Kmの【あそBOY】と言う観光列車で客車4両に
満員の客を乗せていました。
今ではとても考えられませんがそのSLに乗り実際に石炭を投げ入れ運転席にも
座らせてもらいました。片道1時間半本当に夢のような時間でした。
 
 そのSLが製造から102年今年3月23日で部品不足と技術者の高齢化でついに引退に
追い込まれました。
悲しい事ですがこれも時代の流れでしょうか。残念です。     RSK−OB 安田了三
 直線上に配置
  Topics一覧表へ